辻丸 安子 (西海市)
3月11日未曾有の大災害がありました。地震、津波、原発、そういった中での今回のサマーセミナーは、今迄なかった深い意味を含んでいました。
セミナーで、東北大震災の被害に遭遇された伊藤先生ご夫妻のお元気そうな姿に会い安堵しましたが、御苦労はいかばかりであったかと心につらいものがあります。
これから先も被災された方々、被災をまぬがれている私達の生きていく道は厳しいものになると思います。
災害の残虐なありさまをテレビに映し出されるのを見て、何も出来ない自分に対し無力感・嫌悪感を抱いた一方で、まさに一寸先は闇であり何が起きるかわからない。わたしの中に生きていく覚悟が出て来ました。
戦争もなく平和で豊かであるはずの日本。しかし日本人の心がどこか荒んで浮き足立っているように思えます。幸せを願うのですが、心は外へ外へと向かって行き、物、権力、地位、名誉…で心を満たそうとします。快楽を追う利己心が闇へと向かい、精神を病む人が増えているように思われます。
右へ左へと自分の意思とは関係なくゆれる心。
自然(神)は人間をどうされたいのか。
この未曾有の大災害は人の意識を大きく変えました。
他者とのつながりを大切にしようとする「絆」が深くなって来ました。
幸せを自分の内に求めるようになって来たように思えます。
こうした思いの中で、チベット仏教を解り易く説いてくれた林先生の率直さ、蔡先生の誠実さが心にしみます。また四元先生の陰陽のバランスのとれた心のこもった料理が身体を生き生きとさせてくれます。
言葉はわかりませんが、台湾の方々の同じ道を歩いている同志の伝わって来る「心」があります。
マザーテレサがこのような事を云っております。
「何を多くしたかではなく、何に心をこめて行ったか」・・・・・
今回のサマーセミナーはわたしにとって多くのものを考えさせられ、勇気づけられた意味の深いセミナーでした。
この大災害が人類の知恵と希望につながりますように。
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片岡 進 (佐世保市)
佐世保から参加しました片岡進です。
沖道ヨガ九州では、行法を担当しています。
役割としては、プログラムがスムーズに流れるように連絡・調整・調達などを行いながら行法を進めています。いつもですが全部の行法・講義には参加できませんが各講師・ゲストより感じたことを書かせてもらいます。
林久義先生
身体を通してやさしさが伝わってきました。冥想を長くされているせいなのでしょうか?腰が据わり背すじがまっすぐな様な感じがしました。
講話とディスカッションの時「死」という事が何となくテーマの様になり、チベット死者の書について話された時感じたのですが……。死んだ時にあわてない様に、「今」生きている時に「あちらの世界」を知る勉強をしっかりとしておき死というものをとらえて考える事が大切なんだと思いました。(お迎えが来たら未だ早いと追い返すのか・すなおに受け入れるのか)。生と死は、共に生かされている関係ではないでしょうか?
伊藤健造先生
毎回受講生とスタッフに元気玉を持って全力投球して下さって感謝しています。
今回も絶妙な会話と体験を通しての行法(操体法)・呼吸法のご指導ありがとうございます。とてもわかりやすく、だれにでも出来て、大変に即効性があり、すぐに変化した自分に気づき、ツボ指圧が経絡を通って、筋肉を刺激して、骨格を変化させるなど色々と勉強させてもらいました。
それと三日目、プログラム最後の伊藤先生と奥様の東日本大震災の生の声を聞いているうちに、なぜか心の中がさわぎ出し何ともいえない気持がこみあげて来て、目頭が熱くなり両目から涙がひとすじふたすじ流れ出しました。その感情が何なのかまだわかりませんが……(悲しいのか・つらいのか)
蔡秀美先生
前回は佐世保のサマーセミナーに台湾沖道の調食、調理の指導と料理を作っていただきました。今回は食養と体操を指導していただきました。行法に参加できなかったのですが「高麗手指鍼相應圖」の説明があっていた時、手指には、身体本体とこんなにも密接な関係があったのかと、あらためて感じました。目からウロコでした。ありがとうございます。
林英昭先生
高齢にもかかわらず蔡先生の通訳のために元気で沖道ヨガ九州に来られたことに感謝いたします。セミナーが終わって、湯布院で後泊した朝方に各チャクラを刺激する行法と呼吸法を教えてもらいましたので、実行してますます元気になろうと思っています。
四元美稔先生
セミナー期間中の三度々の食事とパーティーの時の食事、もう最高でした。感謝致します。今回も料理には一切砂糖は使用されていなく、塩とうめ酢だけの調味料とのことで、ただただ驚くばかりです。そのためか一日二回大きい便りが届き腹がスカスカになり身体が軽くなったように思われ嬉しくなりました。それと、三日目の講話の中で人間の歯の本数(臼歯・前歯・犬歯)で、主食と副食の割合が決まっていて、身体は食べ物で出来ていて、料理は宇宙だという事を教えていただきました。ありがとうございます。
私はいつもセミナーが終わると気分がスッキリして、モヤモヤが無くなっていくのが感じられていました。「今」こうした事を考え感じる事は、今回のテーマである「生かされている命」なのではないのかなと思います。一切から生かされている実感が、ほんの少しづつ沸きあがって来ているのかもしれないのかなと思っています。
これからも、感謝・懺悔・下座・奉仕・愛行をセミナーの場じゃなくて、社会でも出来たら良いなと思っています。
合掌